くるるの杜 課外授業
20180606 FMノースウェーブ ホクレン Seasonal Recipes 出張版 くるるの杜の課外授業 DJわたなべゆうかと行く田植え体験ツアー
消費者が生産者の圃場を訪れ、農作業体験や交流を通じて食と農への理解を深める「くるるのもりの課外授業」。6月2日は札幌のFMラジオ局、FMノースウエーブとのタイアップで、DJのわたなべゆうかさんが同行しました。札幌市内や近郊から14組33人の親子が参加し、田植えやトマトの苗の植え付け作業などを体験しました。

この日の訪問先は、新篠津村と北広島市のホクレン食と農のふれあいファーム「くるるの杜」。修学旅行生のファームステイや札幌市内の小学生の農作業体験を受け入れている「グリーンツーリズムしんしのつ」の協力で、米林正志さんの水田で田植え、白木輝彦さんの圃場でトマトの苗の植え付け作業、「くるるの杜」ではいちごの収穫体験と試食を楽しみました。
初体験の田植えを前に、参加者は期待とちょっぴりの緊張感も?
「田植えって楽しい!」。泥んこの手を見せて大喜び
朝は曇り空が広がり、ときおり強く吹き抜ける風で肌寒さを感じる中での田植えとなりましたが、参加者たちは元気いっぱい。作業を始める前に開会式が行われ、「グリーンツーリズムしんしのつ」の会長でもある米林さんが挨拶。「農業には太陽だけではなく、風も雨も必要なのです。このさわやかな風があるおかげで農作物が元気をもらえます」と話し、「今日植えるのは『ゆめぴりか』です。4月15日に植えた種籾がこの大きさの苗になりました。一株からごはん茶碗におよそ一杯のお米がとれます」と説明すると参加者の間から「おーっ」と感嘆する声が上がっていました。

苗の植え方の説明を受けた後、参加者たちはさっそく水田の中へ。最初はおそるおそる足を水に入れていた子どもたちもすぐに慣れ、「泥の中に温かい所と冷たい所がある」などと話しながら親子で楽しそうに苗を植えていました。

田植えでおなかをすかせた後は、昼食でおにぎりと豚汁に漬物、デザートに北海道産の豆を使ったどら焼きでエネルギーを補充しました。グリーンツーリズムの会員も参加者と一緒に食事をし、普段の食生活や農業後継者のことなどさまざまな話題に花を咲かせました。米林会長が新篠津村の農地がどのようにできたかや、冷涼な気候を生かして安全で安心な農作物を生産できる北海道農業の良さなどについて話した後は、わたなべゆうかさんによるトークタイム。「風が吹いていたけれど、初めて田植えができてとても楽しかったです。一粒のお米を大事にという意味がよく分かりました」と感想を述べていました。
シェフスタイルがお似合いの「グリーンツーリズムしんしのつ」米林会長と、FMノースウェーブのDJわたなべゆうかさん(左)が昼食会でトークライブ
トマトの苗を植えるわたなべゆうかさん(右)。指導する白木さん(左)も丁寧な扱い方にニッコリ
午後からは、白木さんの圃場で学校給食などに使われる加工用トマトの苗植えを体験。白木さんが植え方について「皆さんがよく知っているトマトは支柱を立てて、それに固定して倒れないように育てますが、このトマトは寝かせ、風で動いて茎が折れないよう金具で地面に固定します」と説明。参加者たちは白木さんや農場の実習生たちの補助を受けながら一つひとつ苗を植え込み、大切そうに手で土をかけていました。

わたなべゆうかさんがマイクを手に子どもたちへ「何が一番楽しかったの?」とインタビュー。子どもたちは口々に「田植えが楽しかった」「ごはんおいしかった」「トマト植えるのも面白かった」などと答えていました。この模様は6月4日のわたなべゆうかさんの番組「L」の中で紹介されました。
マルチシートにトマトの苗を植える穴あけ作業を体験する子どもたち。「よいしょ!」「がんばれ!」
農作業体験を終え、お土産の花束を手にFMノースウェーブのインタビューを受ける子どもたち
最終目的地の「くるるの杜」のビニールハウスの中ではまず、職員がいちごの栽培方法や品種による味の違い、果実を傷めない収穫の仕方などについて説明。クイズで楽しみながら覚えたことを確認し、「けんたろう」「紅ほっぺ」「章姫」3品種の食べ比べや糖度計を使って甘さを測るなど、好奇心を満たす内容に子どもたちは目を輝かせていました。最後に持ち帰り用の収穫を行い、この日の体験メニューを全て終了。参加者たちは満足そうな笑顔で帰路に着きました。
「くるるの杜」の川尻職員(右)が子どもたちにも分かりやすくいちごについて説明
真っ赤ないちごがいっぱいのハウスの中は子どもたちの天国。収穫したいちごを手に満面の笑み
参加者コメント
藤島さんご家族は奥様、8歳の娘さんと、まだ生後7か月の息子さんも一緒に初めての田植えを体験。奥様は「こどもにいつも『ごはん残さないでね』と言っているけれど、お米がどうやってできるのかを実際に田植えとかで体験することができたら分かってくれるのではないかと思い、参加しました」と話し、娘さんも「田植えは楽しかった。田んぼに足を入れるのも何ともなかったです」と元気いっぱい。
岩崎郁美さんは、小学5年の娘さんと親子2人で参加。郁美さんは、「昨年秋の稲刈りにここで参加して、田植えもやってみたいと思い、参加しました。普段したことがないようないろいろな経験をしてみたいといつも思っています。子どもが5年生で食物について、土地の髙い所、低い所、寒い土地、風の強い地域の作物とかを学ぶ時期なので今日はとても勉強になったと思います」と、お子さんの成長に期待を寄せていました。
藤森富士子さんは、4歳の娘さんと参加。「娘が主人に『野菜はどこから来るの?』と聞いていたことがあって、ラジオで行われるのを知って申し込みました。風も大切という話を聞いて、ああそういうことなのかと、とても参考になりました。麦やそば等、一軒でいろいろなものを作っていることも知りました。」と、娘さんと一緒に多くの学びを手にした様子でした。
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