ホクレン“農”感塾 なるほど農業体験レポート6

農業って、ステキなまちをつくるもの!?芽室で、農業と人、まちの深い関係を発見!!

今回は、十勝の芽室で大収穫!1泊2日の楽しい体験を「ももブー」がレポートします。

ガイドはワタシ!

1日目

この風景も農業!

農業がつくるのは、作物だけじゃない!?

10月4日、向かったのは十勝の芽室。札幌からはバスで4時間ほどのところにある農業のまちです。芽室に入ると、畑が、どこまでも、どこまでも、どこまでも!!!それはそれはダイナミックな風景が広がっているのです。
嵐山展望台から見ると、葉っぱのある部分とすでに収穫の終わった土の部分がパッチワークみたい!作物を風から守る防風林(ぼうふうりん)の深い緑がアクセントに。農業って、作物だけじゃなくて、こんなに美しい風景もつくっているんだね。

ジャガイモ日本一のまちで、巨大な機械とダチョウを目撃!

そんな芽室の代表選手のひとつはジャガイモ。その種類なんと14種!生産量は日本一!!ポテトチップス用の品種もつくっているんだよ。さっそく馬鈴しょ集出荷貯蔵施設を見学。(4回目の“農”感塾も参考にしてね。)ここでは、9月から3月まで、あわせて約2万トンものジャガイモを選別し、出荷しているんだ。
続いて黒田さんの畑へ。そこで出くわしたのは、不思議なカタチの巨大なマシン!これでジャガイモを収穫するんだね。土ごとジャガイモを取り込んで、機械の中を移動させながら土を落とすんだって。カッコイイ!さすが!
農場の隣にダチョウ!?そこは60羽以上のダチョウを飼っている観光牧場。気軽にふれあえるほか、なんと食べるためにも飼育しているんだって!芽室ってオモシロイ!

意外とやさしいね

甘くておいしー 安心ってうれしいね

ご当地メニューから謎の伝説まで!?出てくる出てくる芽室名物!

芽室名物は、まだまだほかにも。お昼に食べた山盛りトウモロコシの「コーンチャーハン」は、トウモロコシの生産量が日本一のまちならでは。夕食のステーキは、牛はもちろん、エサまで芽室育ちと、安心が自慢の「めむろみらい牛」です。郷土芸能「メムオロ太鼓」のみなさんによる豊年を祝う演奏は、力強くて迫力があったね!
その昔、芽室をはじめ十勝に住んでいたという小人族、コロポックルの伝説も聞かせてもらいました。彼らは、農業はしていなかったけれど、川魚、木の実や果実、山菜などを食べて暮らしていたんだって。だとすると、十勝はずっと昔から自然が豊かだったってことだよね。

2日目

最高のおいしさを、ネズミは知っていた!?

2日目は、いよいよ収穫です。カボチャにジャガイモ、そしてゴボウ。どれも生産量は芽室が日本一!!おとずれたのは、山上(やまかみ)さんの畑。まずは、カボチャからスタート!おいしいのはどれかな。迷っちゃうね。あーっ、キズがついてる!誰かがいたずらしたの?犯人は、ネズミ。「これは、おいしい証拠。ネズミは、より味のいいものを選んで食べるから」と山上さん。畑ならではの思いがけない収穫でした。
続いて、ジャガイモ。ひとつはメークインで、おも長さん。もうひとつのインカのめざめは、コロンと小ぶりちゃん。同じジャガイモでも、いろんな顔があるんだね。

メークインは煮物にグー!

山上さんに聞きました!

「おいしい」って食べてもらえるのが、何よりのごほうびです。

機械があるとはいえ、東京ドームの4個や5個ある畑で働くのは私も含め6〜7人。毎日クタクタです。でも、直売所で買われた方から「おいしかった」と言われたり、うちの作物を何度も注文してくださるお客さんがいたり、だれかが喜んでくれると、農家として生きがいを感じます。だから、大変でもがんばれるんですね。私たち農家は、農作物が健康に直接関わるものと思って、大切に育てています。今日来ていただいたみんなには、作物がどうやって育てられているのか、少しでも農業を肌で感じてほしい。将来、本当においしいもの、本当に安心できるものを選べる大人になってくれるといいな。

ネズミのおすみつき

さあ、応援だ!食べるぞー!

おみごと!

これがホントのゴボウ抜き!?味わいも深いねー。

さて、次はゴボウ。土の中で1mもの深さに成長するから、ちょっとやそっとでは抜けません。今回はみんなが手で抜くことができるように、機械で掘り起こしてもらいました。おかげで、たくさんとれたね。いろんな食べ方を楽しもう!ゴボウチップスもおすすめ。
ところで、北海道産のゴボウと本州産の違いって分かる?本州産はまっすぐで、歯ごたえ十分!北海道産は先が細くて、やわらかいのが特徴。北海道は、本州よりも日の照る時間が短く、その中でゴボウが急いで成長するからなんだって。味わいも、育つ場所でずいぶん違うんだね。

甘くて、ちょっぴりハード。ビートの正体とは!?

ねえ、ビートって知ってる?見た目は、カブみたいだけど、じつはコレ、砂糖の原料。このままお店にならぶことはなく、野菜の姿で見られるのは畑だけなんです。
さあ、ビートを使って蜜をつくってみよう!細く切って、水で1時間ほど煮込んだら、液体だけをこし取ってさらに煮詰めるの。根気がいるね。あめ色になったら、ようやく完成!アレッ、これだけ!?2kgものビートからできた蜜は、カップ半分くらい…。だけどね、砂糖が高価だった昔は、こうして手間ひまかけて、ビートの蜜を家庭でつくっていたんだよ。(おじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみよう!)それにしても、砂糖をつくるときは、一体どれくらいのビートがいるんだろう…。

これがビート!

ビートの蜜完成!

あー、シアワセ!

食材も燃料も地元づくし!コレって、究極のグルメかも。

地元十勝の食材にこだわる人気店「ますやパン」の杉山さんから、ピザの作り方を教わりました。生地の小麦粉はもちろん芽室産。お店でも使っている「キタノカオリ」です。生地がまとまったら、トッピング。トマトソースにチーズ、カラフルな野菜たち、これもみんな芽室産です。
あっ、石窯だ!杉山さんがお店から持ってきてくれました。おいしくなぁれしかも燃料は、十勝産のカラマツが原料!何から何まで地元産って、ステキだと思わない?ピザが焼けたところで、いただきまーす。イモだんごやカボチャだんご、豚汁も、食材はみんな芽室産!!産地で食べる。自分でつくって食べる。だから、こんなにおいしいんだね。

いっぱい体験したね!

たくさんの思い出とおみやげ、芽室のみなさんありがとう!

お昼を食べたら、もう帰る時間。あっという間の2日間だったけど、めいっぱい芽室のまちと農業を楽しみました。農業って、こんなにまちを魅力的にするものなんだね。ボクたちがおいしく食べることが、農家の方のはげみになっていることも分かった!みなさんに感謝!!はじめからおわりまでお世話くださった、貫田さんはじめJAめむろのみなさん、本当にありがとうございました。なんだか、なごりおしい。また、遊びに来たいね。

いっぱい体験したね!

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