よ〜し、がんばろう!

ホクレン“農”感塾2009 なるほど農業体験レポート1

ボクたちの米づくり、よーいドン!お酒づくりも田んぼからはじまる!?

ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。

はだしになって、「ななつぼし」の田植えだー!

訪れたのは江別の山本さんの田んぼ。ほんとうは5月中に田植えが終わっていたんだけど、みんなが体験する場所をとっておいてくれました。植えるお米は、「ななつぼし」。根元をギュギュッと3cmくらい押し込むのがコツだよ。苗が倒れたら大きくなれないから、しっかり!
子どもは3列、大人は5列。自分のラインが決まったら、よーいドン!そうはいっても、はだしで田んぼに精米したてのお米は、あったかい!入るのはちょっと勇気がいるんだよね。恐る恐る足を入れてみると「冷たーい」。でも、それは最初だけ。植えはじめたらみんな夢中!転んでも泥だらけになっても平気なんだね。「苗とってー!」なんて声をかけ合ったりして、田んぼでお友だちもできました。

自分でつくるとおいしい!

生き物がいっぱいってことは、安心な田んぼってこと。

あれっ、田植えしないの?「だって、虫コワイもん」。たしかに、オタマジャクシやアメンボ、ヤゴなど、この田んぼにはたくさんの生き物がいるね。山本さんは農薬や化学肥料をおさえて、食べる人と環境にやさしい米づくりをしているんだ。だから生き物たちにとっても、ここは住みやすいんだろうな。お腹すいたー!カエルくんも安心だねお昼ごはんは、炊きたての「おぼろづき」と「ななつぼし」。おにぎりにしていただきました。すると突然、ドーン!…爆発?いえ、これは「ドン」というお米のお菓子。そう、お米は、ごはんだけじゃなくて、いろいろ活躍しているんだ。その話はまたあとで。

山本さんに聞きました!
農業大好き!親子で楽しんでいます。

「農業は最高に楽しい仕事」という山本さん。息子の達也さんも昨年からお父さんと同じ農業の道に進み、この春は田植えの機械作業をすべて担当するという奮闘ぶり。覚えることはたくさんあるけど毎日が楽しいというのは、やっぱり親子ですね。山本さんの心意気がちゃんと伝わっているんです。「農業はいろんな可能性があるし、やりがいもあると思います」。生き生きと話す達也さん。ひょっとすると、みんなの中にも大きくなったら農業にチャレンジする子がいるかもしれないね。

おいしいところは、アスパラガスに聞こう!

次は、今が旬のグリーンアスパラガスの収穫。同じく江別にある加藤さんの畑におじゃましました。太陽や風に当たるほどおいしくなるというのが加藤さん流。それで、ながーいアスパラガスがたくさんあるんだね。
軽く曲げてみてパキッと折れたところがおいしいところ。それより下は、食べるにはかたいのです。サッとゆでるのがコツハサミのほうが簡単そうだけど、手で取るほうが分かることもあるんだね。パキ、パキ、ポキッ。みんな、なかなか上手!取りたてを生でパクッ。アスパラガスが食べられなかった子も、おいしいー!食べず嫌いが一つ減ったね。

加藤さんに聞きました!
元気なものを食べて、体も心も大きくなってね。

加藤さんは、できるだけカラダにやさしい野菜づくりを心がけています。みんなが収穫したアスパラガスも健康的な土で育てるため、雑草は薬に頼らずに手で取っているんだって。「カラダといっしょに心も大きくなるためには、栄養バランスやカロリーも大事だけど、食べるもの一つひとつが元気じゃないとね」という加藤さん。大変だけど、手間ひまをおしまないのは、そんなこだわりがあるからなのです。

なんだか元気が出てきたゾ
お酒と農業って関係あるの?工場で、そのなぞを解明!

ツアーの最後は、「北の錦」で有名な栗山の小林酒造。創業は明治11年(札幌)で、明治34年からここ栗山で日本酒をつくり続けているんだ。ところで、日本酒の材料って、なーんだ?そう、お米だよね。お米を蒸して、こうじ菌で発酵させて搾ったのが日本酒。じつはね、みんながお世話になった山本さんは、酒米(日本酒用のお米)もつくっていて、そのお米を使った日本酒がこの工場でつくられているんだ。
北海道の日本酒といっても、少し前までは、材料のお米は本州産が中心だったの。北海道米ではつくりにくかったみたい。やがて、品種が改良され、生産者のみなさんもがんばって、日本酒の職人さんも熱心に研究して。日本酒に合った北海道米が取れるようになり、楽しかったー!今年も豊作だといいね水もお米も北海道産という日本酒が増えてきたんだ。特にここ小林酒造では、昔から道産米の日本酒づくりに力を入れていて、いまでは使用している酒米の95%が北海道産なんだって。なるほど!お父さんやおじいちゃんが飲んでいる日本酒って、農業とこんなにも深いつながりがあったんだね。

飲むのは大きくなってからね
“農”感塾2008