[ミルクン]
もっと牛乳が
好きになるゾ!

ホクレン“農”感塾 なるほど農業体験レポート2

牛乳は単なる飲み物じゃなかった!!
ボクたちは、牛から命をもらっている!?

ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
第2回目は、酪農体験とハスカップの収穫!楽しい1日を「ミルクン」がレポートします。

牛乳って、本当はあったかいんだね。

6月27日、恵庭の牧場で迎えてくれたのは、100頭の乳牛と牧場長の遠藤さん。さっそく乳しぼりに挑戦だ!牛のお乳を持って、人差指から順番に指を折るように握ると、ピューッ。わぁー、あったかーい!それもそのはず。牛の体温は38度。そこから出てくるんだから、[Photo:哺乳]ちょっとだけお母さん気分しぼりたての牛乳はスーパーの牛乳みたいに冷たくはないのです。牛の赤ちゃんにとっては、お母さんのぬくもり。人間の赤ちゃんは、お母さんのおっぱいを飲むでしょ。牛も同じ。牛乳は、赤ちゃん牛が大きくなるための命のみなもとなんだ。大切に飲みたいよね。

[Photo: 搾乳]1日20l以上も
[Photo: バターづくり]振るだけでバターができる!

大好きなシチューも、4つの胃のおかげ!?

牛の胃は4つあるといいますが、どうしてかな?それはね、草を食べるためなんだ。みんなは、草を食べないよね。かたくて、きっと人間の胃ではうまく消化できないはず。ところが、牛はというと、一度食べた草を1つ目の胃で消化したあと、また口に戻してモグモグ、ゴックン。そんな風に、2つ目、3つ目、4つ目の胃まで、口に戻してはかむことを繰り返すんだ。そうすることで草をちゃんと消化吸収し、牛乳も出せるようになるんだよ。おかげで人間は、栄養のある牛乳を飲むことができるんだ。今回は牛乳でバターをつくったよね。お昼に食べたチーズもシチューもみんな牛乳があるからつくることができる。牛ってエライと思わない?

地元の幼稚園や学校で、出前授業も行っているという牧場長の遠藤さん。食べものの大切さを子どもたちに伝えるのも酪農家の使命なのだとか。「コップ1杯の牛乳だって、牛が草を食べ、新しい命を生み出さなければ、飲むことはできない。野菜、お肉、お魚、卵もみんな命。その命をいただいて、私たちは生きている。だから、食べものに感謝することを忘れないでほしいのです」。遠藤さんのメッセージ、牧場の思い出といっしょに、胸にしまっておこうね。

ハスカップは、自然がくれたサプリメント。
[Photo:収穫風景]スッパイのもなかなかいいね

続いてハスカップの産地千歳へ。訪れた「佐々木つみとり園」では、ちょうどハスカップの収穫時期。赤ではなく青黒いのが熟している実だよ。あとでジャムにするから、おいしい実を選んでね。まずは生のハスカップを味見。ん?酸っぱい!でも、このハスカップには、アントシアニンをはじめ、カルシウム、鉄分、ビタミンCなど体にいい成分がいっぱい。[Photo:取った実]いろんな種類があるよ健康を保つ食べものとして、昔から重宝されてきたみたい。ちなみに、出回っているハスカップのほとんどは冷凍です。生のハスカップが味わえるのは産地ならでは。この農園は、7月下旬までが収穫シーズンです。

[佐々木さんに聞きました]
自然とふれあいながら、
カラダをぜんぶ使って学ぼうね。

「子どもたちには、できるだけ自然とふれあってほしい」という佐々木さん。たとえば、こうしてハスカップ畑に来なければ、ジャムやお菓子では食べていても、本当の味を知らないままです。どんな味なのか。どんな木になるのか。どんな風につくられているのか。自然にふれあうことで、子どもたちは五感でさまざまなことを吸収できるといいます。「子どもたちが自然とふれあえる機会を、大人たちが積極的につくってあげてほしいですね」。

[Photo:ジャムづくり]鍋は熱いから気をつけて!

あの酸っぱさが、ジャムにグー!

甘酸っぱいいい香り

[Photo:取った実]いろんな種類があるよおいしいハスカップジャムのつくり方を、佐々木さんの奥さんと小林さんに教えていただきました。鍋にはハスカップと砂糖だけ。酸味が強いのでレモンはいりません。砂糖の白っぽさがなくなり、全体がトロッとなるまで混ぜたら、火にかけます。ジャムは、ずっとかき混ぜていないといけないので、根気がいるけど、みんなで協力しあえば平気だね。とろみがついたら出来あがり!黒っぽかった実が、ジャムにすると鮮やかな赤い色になりました。酸味のきいたさわやかな味わいは、疲れを吹き飛ばしてくれるね。

[佐々木さんと小林さんに聞きました]
手づくりのおいしさを、
もっと楽しんでほしいですね。

手づくりは、なんといっても安心なのが魅力という二人。「地元の旬の食材を選べばお得でおいしいし、化学調味料の心配もいらないでしょ」。同じ果物でも生で味わうだけでなく、ジャムも手づくりしておけば、楽しみが倍増します。「空気を抜いて雑菌をシャットアウトすれば、保存料なしでも十分長持ちしますよ」。二人のような大人になれたらステキだね。

ジャムづくりのコツ

果実と砂糖を混ぜ、1時間以上おいて水分を出してから煮ると、
焦げにくいです。

固さは水に落として確かめよう。
ジャムが水の中で広がらなければ、火を止めてOK。

熱いうちにビンに詰めてフタを閉め、冷めるまで逆さまにしておこう。
空気が抜けて、常温でも約半年保存が可能です。

“農”感塾2008