[たまさぶろう]
話を聞くと、野菜が
もっとおいしくなるよ!

ホクレン“農”感塾 2009なるほど農業体験レポート4

畑の野菜で、カレーづくりに挑戦!
おいしいのはボクらと農家さんのワザ!?

ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
第4回目は、野菜やメロンの収穫とカレーづくり!楽しい1日を「たまさぶろう」がレポートします。

ジャガイモの産地では、小さなイモも頑張ってる!?

向かったのは、京極の有末さんの農場。ここ京極をはじめとする羊蹄山の周辺は、北海道を代表するジャガイモ産地のひとつ。「男爵」や「キタアカリ」「とうや」などの品種がつくられています。この日みんなが収穫したのは、ホクホク系の「キタアカリ」。葉っぱが枯れているのが熟しているサインです。それをぐぐっと引っ張ると、ゴロゴロとジャガイモが![Photo:ジャガイモ収穫]
早く食べたい!ここで有末さんからのお願い。「小さなイモは土の中に戻してくださいね」。料理に使うには小さすぎるジャガイモは、デンプンなどに活用されるんだ。小さくても役に立つんだから、日に当たって苦くならないように、大事にしなくちゃね。

[Photo: ニンジン収穫]
キマッてるねー!
ジャガイモいろいろ
男爵 ジャガイモの代表選手。ホクホクした食感とジャガイモらしい味わいが、多くの人に愛されています。
キタアカリ 中はほのかな黄色で、男爵以上にビタミンCが豊富。 煮崩れしやすいので皮ごと加熱するのがおすすめ。
とうや なめらかな食感が特徴。煮崩れしにくいので、煮込みにぴったり。今回のカレーにも使いました。
[有末さんに聞きました]
一生懸命育てた野菜だから、好き嫌いしないで食べてほしいな。

「野菜は健康に欠かせないもの。だから好き嫌いしないで、しっかり食べてほしい」という有末さん。たしかに、ジャガイモはビタミンC、ニンジンは体を丈夫にするベータカロテンが豊富。いいものをたくさん食べて、健やかに成長してほしい。そんな願いもこめて、有末さんは、安心でおいしい野菜を一生懸命につくっています。

[Photo:有末さん]
[Photo: 皮むき]
お家でも
やってみよう!
[Photo: 調理]
野菜から
いい味出るよ
農家さんとボクたちの、傑作カレー!
有末さんにいただいたニンジン、ジャガイモ、玉ねぎでカレーづくり!何ヵ月もかけて育てた野菜だから、おいしいカレーにしなくちゃ。では、さっそく、皮むきからスタート!お母さんがやっているとカンタンそうに見えるけど、皮をむくのってムズカシー!特にジャガイモは凸凹だから。でも、2個目に挑戦した子は、みんな上手くなっていたね。ようやくできたのは、お昼をとうに過ぎた午後2時。みんな腹ペコです。そのかいあって、お味はサイコー。なんてったってみんなが苦労してむいたジャガイモがたっぷり。そして、野菜をおいしく育ててくれた有末さんのおかげだね。
[Photo:食べる]
自分でつくると
おいしい!
[Photo:じゃがいもコロコロ]
ここでも
チェック! 大切なジャガイモだから、厳しい!?

次に訪れたのは、JAようていの馬鈴薯集出荷選別貯蔵施設。畑から収穫されたジャガイモは、一度ここに集められるんだ。この施設の仕事は、1年を通じてジャガイモをおいしい状態で保存すること、キズなどをチェックし、サイズごとに分けて市場へ出荷すること。何よりも大切にしているのは、安全安心。人の目で厳しくチェックするのはもちろん、機械を通すことで中が黒くなっているのまで分かるんだ!そういうイモは、売りものにはなりません。 [Photo:じゃがいもチェック]マシンが発見!もったいない気もするけれど、これもみんなに安心して食べてもらうため。農家さんが丹精こめてつくったものだからこそ、その信頼性を守ることも、とても大事にしているんだ。

おいしいメロンは、たくさん実らせないのがコツ!? [Photo:メロンのツル]
これが
メロン1株!
[Photo:メロンの収穫or試食]
ああー
ゼイタク!

羊蹄山を眺めながら、次はニセコへ。佐藤さんのメロン畑では、りっぱに育ったメロンがゴロゴロ。ところで、茎や葉っぱがフクザツに入り組んでいるけど、1株のメロンってどこからどこまで? 1株分を切り出してもらうと、ズルズル、ズルズル…。その茎の長さ、およそ6メートル!!6人がかりでようやく持ちあげました。この長さだったら、もっと実があってもよさそうだけど…。「メロンは、放っておけばいくらでも実がなります。大きく、おいしく育てるために、1株に4つだけ残して、あとは小さいうちにとってしまうんです」と佐藤さん。なるほど、1株からは、たくさん収穫できないんだね。高価なのも納得できるかも。

[佐藤さんに聞きました]
メロンは手のかかるくだもの。
喜んでもらえるのが、最高のごほうびです。

キズがついてはいけないと、実の下には座布団のようなものが敷かれるほど大事に育てられているメロン。水や温度の管理がむずかしいだけでなく、次々と出てくる新しい実をひたすら取り続けるのも一苦労。「そうやってつくったメロンだからこそ、おいしく食べて喜んでもらえるのが一番うれしい」という佐藤さん。てまひまかけて育てられたメロン。食べごろをしっかり見極めていただきましょう。

 [おわり]
みなさん
ありがとう
“農”感塾2008