農家さんを手伝ったり。ケーキを焼いたり。
頑張った分、もっとおいしくなる!?



ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
2010年の第4回目は、恵庭、千歳、北広島で収穫と調理を体験!楽しい1日を「たまさぶろう?」がレポートします。

 

[たまさぶろう]
好き嫌いも
なくなるといいな!
[Photo:収穫中]
黒い毛が
熟した印!
午前10:00

甘さの秘密は、牛の○○!?

あつーい8月29 日、夏野菜の人気者、トウモロコシを収穫に恵庭の「けーあいファーム」へ!「もいだら、生のまま食べてみてくださいね」と農場の五十嵐さん。ウワッ、あまーい!粒をかみしめると、ジュワーッと、甘い汁が!「糖度は19から20度あります」。それって、メロンより甘いってこと!!その秘密は土。酪農が盛んな恵庭では、牧場から牛フンがたくさん出るの。その牛フンで作った肥料をたっぷり土にあげるんだ。その分、化学肥料を少なくできるから、土にもやさしい!なによりおいしい!みんなにうれしい! !

 
 
産地直伝

トウモロコシを
おいしく食べるコツ
ゆでるより、電子レンジがおすすめ!

定番の「ゆでとうもろこし」ですが、ゆで汁に甘みが出ていってしまうのは、もったいない。五十嵐さんのおすすめは、ラップに包んで、電子レンジで約3分。2本の場合は6分くらいと、量によって加熱時間を加減しましょう。

すぐに調理して、甘みを閉じ込めて!

トウモロコシの甘さは、収穫から時間がたつほど落ちていきます。それはトウモロコシが自分を守ろうと、発熱するから。できるだけ早く加熱して甘みを閉じ込めましょう。すぐに調理できない場合は、冷蔵庫で冷やし、熱を抑えてください。

 

こだわりの甘さを逃さずに、
おいしいままいただく、とっておきの
方法を五十嵐さんに教わりました。

 
午前11:10

安心は、カエルにもうれしい!
[Photo:収穫した!]
おみごと!
 

次に訪れたのは、千歳にある蘆田(あしだ)さんの大根畑。大根の葉が、元気いっぱい茂っているね。「葉っぱの根元をしっかりつかんで、引っ張るんだよ」と蘆田さんからアドバイス。よいしょっ!簡単な作業だけど、力がいるね。真っすぐ引っ張らないと折れるから、気をつけて。あっ、カエル!蘆田さんの大根は、農薬を普通の半分以下に抑えているから、カエルさんも安心なんだろうね。しかも、肥料は、米ぬか、大豆かす、鶏フンなどから作った土にやさしい有機肥料なんです!

[Photo:作業]
大事にね!
午後11:30

ボクたちの大根が、レストランに!?
 

「今日は、出荷するまでの準備も、お手伝いいただきます。レストランに出荷するので、大切に扱ってくださいね」。今度はビニールハウスで、大根を機械で洗ったり、頭としっぽを包丁でカットしたり。みんなで手分けして仕事だー!収穫した大根は土だらけ。いつも食べる大根が白くてきれいなのは、こうして一本一本、洗っているからなんだね。ボクたちが準備した大根、残さずに食べてくれるといいな。きっと農家さんも、そういう気持ちなんだろうね。仕事が終わったら、大根を味見。何もつけなくてもおいしいのは、頑張ったからかな!?

  [蘆田さん聞きました]  
    将来、農業にチャレンジしてみたい。
そんな子が、少しでも増えるといいな。
。 [Photo:蘆田さん]  
 

「お店で出会うだけだったら、大根もただのモノにしか見えません。こうして土から収穫することで、野菜に関心を持ってもらいたいんです」という蘆田(あしだ)さん。なんと、蘆田さんのご出身は兵庫県。農業をするために北海道へ来たのだとか。「お家が農業をしていなくても、こうして畑の作物や土に触れることで、将来、農業に挑戦したいと思う子が増えるとうれしいですね」。

 
[Photo:できた!]
おいしそー!
午後14:45

ケーキも楽しさもふくらむ、手作り体験!
 

午後からは、7月に北広島にオープンしたホクレンの「くるるの杜」へ!体験農場のほか直売所、レストランなどがあり、今回は、調理体験施設でトウモロコシを使ったケーキづくり!五十嵐先生に教わりました。「トウモロコシの実を、すり鉢ですり、ペースト状にします」。すり鉢はお父さん、お母さんに押さえてもらおう!むずしくはないけど、力がいるし、時間もかかる。疲れたら交代。みんなで力を合わせて作ろうね。子どもも大人も、顔がまっ赤!頑張りました。材料をあわせたら、型に入れて焼くこと1時間。うまくふくらんだかな?ドキドキ…。オーブンをのぞいて、思わずニッコリ!みんな、めでたく大成功!

 
  [五十嵐さん聞きました]  
    お料理だけじゃなく、コミュニケーションを
作れるような教室をめざしています。

。 [Photo:五十嵐さん]  
 

「たとえば、トウモロコシを細かくするには、フードプロセッサーでもいいのですが、あえてすり鉢を使っていただくんです」と五十嵐さん。子どもがするなら、お父さん、お母さんが押さえる。一人ではできないからこそ、そこにコミュニケーションが生まれると五十嵐さんは考えます。さらに「自分で作ることで、野菜を好きになってほしいから、レシピはお家でも簡単にできるものを心がけています」とも。五十嵐さんのレシピで、食卓での会話もますますはずみそうです。