田んぼで育てて。工場で磨いて。
お米って、じつは手のこんだ食べ物!?



ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
2010年の第5 回目は、江別で稲刈りを体験!楽しい1日を「いねまる」がレポートします。

 

[いねまる]
ごはんが
おいしくなるぞ!
[photo]大収穫!
午前10:20
寒いけど、野菜も、ボクらも元気いっぱい!

だいぶ寒くなってきた、9月25日。野菜の収穫に加藤さんの農園へ!5月はアスパラガスを収穫させていただきましたが、今回は、カボチャ、トウモロコシ、枝豆。カボチャとトウモロコシは、シーズンの終わりなので、なっている実は少ないですが、その分みんなも真剣。「ここにも、あった!」なんだか、宝探しみたい!枝豆はハウスの中。じつは、これ、黒豆!大豆や黒豆をまだ青いうちに収穫すると枝豆なんだ。収穫のあとは、試食。野菜だけで、お腹も大満足!畑で食べるとなおさらおいしいよね。寒さもどこかへ吹き飛んでしまったね。

 
 
産地直伝

かぼちゃを
おいしく食べるコツ
小さなかぼちゃは、まるごと調理!

直径十数センチの小さめのカボチャは、 まるごと電子レンジで加熱するのが、加藤さんのおすすめ。 種を取り除いたところに、ひき肉を詰めたり、 プリンのタネを入れて加熱すると、 ちょっとしたおもてなし料理にもなるそうです。 小ぶりのカボチャを、直売所などで見つけたら、 ぜひお試しください。

 

栄養満点のカボチャを
たっぷりいただけるアイデアを
加藤さんに教わりました。

 
午前11:40
昔の手間ひまへ、タイムスリップ!?
 

5月の田植えでお世話になった、山本さんの田んぼへ。しっかり実った稲穂が重そうにたれているね。さっそく稲刈りだー!!でも、それだけじゃお米は食べられないよ。「収穫したら、たばねて干してください。昔は、こうして1ヵ月くらい自然乾燥していました」と山本さん。これ「はせがけ」っていうんだ。お米に水分がほどよく残るので、ごはんがおいしいんだって。[photo]コツ つかんだ?さて、つぎは茎とお米の粒を分ける「脱穀(だっこく)」!江戸時代の人も使ってた千歯(せんば)こきや、昭和30年代の足踏み脱穀機と、昔の脱穀を体験!今は、稲刈りと脱穀の両方をこなすコンバインの活躍で、だいぶ便利になったけど、脱穀というひと手間は昔も今も変わらないんだ。

  午後12:50
「おぼろづき」vs「ななつぼし」、勝負は…
 

めいっぱい体験したあとは、お待ちかねのランチタイム!もちろん、ごはんは新米です。しかも、2種類を食べ比べ!二つの鍋のうち、一つが「おぼろづき」、もう一つが「ななつぼし」。どっちがどっちだか、食べただけで分かる?でも、それどころじゃないね。子どもも、大人も、食べるのに夢中!さすが、新米!!それぞれ1杯ずつ、あわせて2杯食べても、まだお代りできちゃうんだよね。さて、どっちがおいしかったかな?手をあげてもらいました。[photo]いくらでも 食べられる!結果、「おぼろづき」派、「ななつぼし」派は、どちらも同じぐらい。そして、一番多かったのはなんと「両方」という人!山本さんが丹精こめて作ったお米だから、品種に関係なく、とにかくおいしいんだよね。

  [山本さんに聞きました]  
    今日田んぼに来て、もりもり食べたように、
おいしい北海道のお米をいっぱい食べてね。

。 [Photo:山本さん]  
 

いつもいろんな体験で、お米の魅力を教えてくれる山本さん。田んぼでめいっぱい体験を楽しんだり、ごはんをほおばるみんなの姿を見て、山本さん自身もうれしそう。「おいしいお米が、北海道各地で作られています。今日みなさんが田んぼで新米をおいしく味わったように、これからも北海道のお米を、たくさん食べてくださいね」と山本さん。みなさんが食べることで、産地がもっと元気になりますよ。

 
午後15:00
厳しい目で、お米に磨きをかけるのだ!
 
   

[photo]お米って 深いねぇところで、収穫したあとのお米って?ということで、石狩の精米工場「ホクレンパールライス ファンファクトリー」へ!農家さんたちのお米は、一度各地域の施設に集められてから、玄米の状態で精米工場に運ばれるんだ。精米工場では、まず、風や磁石などを使って、お米以外のものをていねいに取り除くの。精米して、ヌカを取り除いたら、ようやく白いお米に!でも、出荷はまだ。お米以外のものが混じっていないかどうか、またチェック!さらに、袋に詰めてからもチェック!ここを合格して、やっと出荷できるんだ。田んぼで育てられて、精米工場でチェックされて、精米されて。お米って、ボクたちが食べるまでに、ものすごく手間ひまがかかっているんだね。

  [櫻元さんと大江さんに聞きました]  
    お米が、どうやって食卓に届くのか。
毎日食べるものだから、しっかりお伝えしたいです。


。 [Photo:左女性:大江さん 右男性:櫻元さん]  
 

「お米は、毎日いただく私たちの主食。小さなうちから、その大切さを知っていていただきたいんです」。櫻元さんと大江さんが働く「ホクレンパールライス ファンファクトリー」は、精米工場であり、同時にお米に親しんでもらうための見学コース。「工場見学を通して、白いお米になるまでの過程を知ることで、毎日、ごはんをおいしく食べていただければ、うれしいです」。