産地の知恵が、野菜の魅力をアップ!
ボクたちの料理の腕も上がる!?



ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
2010年の第6回目は、ヤーコンの収穫とニシン漬けづくり!楽しい1日を「ももブー」がレポートします。


 

[ももブー]
手作りすると
もっとおいしい!
午前11:00
ヤーコンって、一株でも大収穫!!
[photo]
いっぱいとれたね
 

10月30日、ヤーコンの収穫に訪れたのは、岩見沢・栗沢町の青木さんの畑。「例外もありますが、丈が高いほうが、実も大きいです」と青木さん。背の高いのを選んで、ヨイショッ!力いっぱい引っ張ったのに、びくともしない…。「根元をグラグラと動かしながら、少しずつ抜いてね」と青木さん。よし、もうひと踏ん張り。ヨイショ、ヨイショ!わっ!おイモのようなかたまり!ヤーコンって、1株に10〜20の実がつくんだって!たっぷり食べようね。なんてったって、ヤーコンには、体にいい成分がたっぷり。おなかの働きを助けるオリゴ糖をはじめ、ポリフェノールや食物繊維など、実1つでも大収穫でしょ。

 
  午前12:00
カレーもお菓子も、ヤーコン!?
 
 

お昼はヤーコン料理。といっても、ヤーコンって割ると、水分がたっぷり。そのままかじると、うっすらと甘いナシのよう。どんな料理なのかな?テーブルに並んだのは、カレーに、ポトフ、きんぴら、漬けもの、サラダ。これ、みんなヤーコン!!サラダだと、シャキシャキとみずみずしく、煮込みや炒め物、お漬けものはヤーコンのほのかな甘みが生かされ、まろやかな味に。[photo]おいしそう!そして、デザートのパイも、まさかのヤーコン!!食べるとナシのパイみたい!ヤーコンもすばらしいけど、これを考えた産地のみなさんって、ステキだね!

 
   
産地直伝
ヤーコン料理のきほん
 

ヤーコンの保存方法や下ごしらえの仕方を青木さんや生産者のみなさんに教わりました。
コツをつかんで、いろんなお料理をお楽しみください。

寒さと、乾燥から守る!

ヤーコンは80%以上が水分。暑さや湿気は苦手ですが、寒すぎると凍ってしまい、乾燥すると、みずみずしさが失われます。保存は、新聞紙でしっかり包んで、冷蔵庫の野菜室か暖房のない涼しいところで。上手に保存すれば1ヵ月はもつそうです。

料理の前に、酢水でアク抜き!

ヤーコンは、生で食べられますが、少しアクがあるので、5分ほど酢水につけてアク抜きを!生で食べるときだけじゃなくて、煮込みや炒め物のときも、この下ごしらえをします。

午後13:45
地元野菜を、冬でもおいしく食べられる!?
 

岩見沢は、ヤーコンのほかにも、いろんな野菜がとれるところ。午後からは、キャベツや大根、ニンジンなど地元の野菜を使って、伝統食ニシン漬けづくりに挑戦!その前に、ニシン漬けって知ってる?お漬けものを作らないお家も増えてきたけど、秋になると、それぞれの家庭で漬けるのが、北海道の昔からの習慣。野菜に干したニシンを水に戻して入れ、塩、こうじを加えて作るんだ。漬けものにすることで、野菜の味も深みが増して、おいしくなるんだよ。野菜がとれない冬も、こうすることでちゃんと食べることができたんだ。

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じょうず!
 
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野菜がこんなに!?
午後14:10
ニシン漬けのコツは、 親子のチカラ!?
 

「ニシンと合わせて3kgになるまで野菜を入れます」と北村さん。漬けものって、こんなにたっぷり野菜を使うんだね。まず、ニンジンとしょうがをみじん切り。大根は、包丁を少し入れたら、割るように。こうすると味がしみ込むんだって。キャベツはザクザク、とにかくたっぷり。漬けもの袋に入れるのも一苦労だけど、大丈夫、お父さん、お母さんが袋をしっかり押さえているから。計ってみると、まだ2kg台。ガッカリ…。疲れてきたら、お父さん、お母さんがお手伝い。[photo]できあがり調味料を入れて、よーくもんで、仕上げに、お父さん、お母さんに空気を抜いてもらったら、無事完了!3日ほど熟成させたら出来上がりです!待ち遠しいね。

[北村さんに聞きました]
「おいしく食べさせたい」という気持を持って、
これからもどんどん料理を楽しんでね。

「おいしく漬けるコツは、新鮮な材料を使うことと、まごころ」という北村さん。北村さんの本業は野菜やお米をつくる農業ですが、地元の野菜を使って、おいしいお漬けものを作るのも得意。作物も漬けものも、丹精込めて作っていらっしゃるのが分かりますね。「自分で作ることに少しでもチャレンジして、伝統の味や手づくりの味を大事にしていってほしいです。そうすることで、できるだけ地元の野菜も食べてもらえたらうれしいな」。