ホクレン“農”感塾 なるほど農業体験レポート3


つくる人がいて、伝える人がいて。
農業も、街の魅力になっていく!?


ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
今回は旭川と鷹栖(たかす)で、収穫体験とそば打ちだ!

今回訪れた旭川エリアは、米どころとしても有名ですが、約60品目ものいろんな野菜の産地。また、神居古潭(かむいこたん)地区は、果物の産地、江丹別(えたんべつ)地区は全国屈指のそばの産地と、地域ごとにそれぞれの特色を生かした農業が営まれています。

旭川と鷹栖は
ここだよ!
9:50

甘いさくらんぼは、
旭川の宣伝部長!?
とっても色がきれい!

夏休みの日曜日、バスで向かったのは、旭川・神居古潭(かむいこたん)にある山中さんの果樹園。木には真っ赤に熟した大粒のさくらんぼがぎっしり!んー、あまーい!!「盆地にある旭川は、夏は暑く、昼と夜の気温の差が大きいので、甘みが豊かなんです」と山中さん。気候がいいばかりでなく、日当たりや風通しを考えて、木それぞれのベストな状態に枝を切るなど、一本一本ていねいに世話をしているんだ。そんな旭川・神居古潭のさくらんぼは、大阪でも品質の高いブランドとして評判なのだとか。おいしいさくらんぼが、旭川の魅力を遠い関西にも伝えているんだね。

いいぞ その調子!!
山中さんからの
ワンポイントアドバイス

果物の産地にもご注目ください。
北海道の魅力がもっと分かりますよ。

お米や野菜も豊富な北海道ですが、本州に負けないくらいおいしくて品質の高い果物も道内のいろんな地域でつくられているんです。果物を食べるとき、ちょっと産地も見てもらえるとうれしいですね。このまちでは夏のさくらんぼ、あのまちでは秋のりんごと、北海道の豊かさや、北海道ならではの旬がより分かると思います。

11:30

旭川の素材でつくる
名物麺といえば、そば!?
これが
そばの花
なんだね!

旭川はラーメンが有名ですが、じつは、旭川の江丹別(えたんべつ)は、全国でも知られるそばの名産地。この地域の昼夜の寒暖の差が、甘みのある香り高いそば生み出しているんだ。なんと、東京の有名店でも使われているんだって。ということで、ランチは江丹別へ!手打ちのざるそばをメインに、そばの実入りおにぎり、そばがき、そば茶と、産地ならではのそばづくし。ツルッとのど越しのよいそばは、暑い夏に最高!かむと、香りとほのかな甘みが広がるね。お店の周りでは、ちょうどそばの花が満開!小さな白い花が、じゅうたんのように広がっていたね。9月になると花が実って、そばの実になるんだ。

ひとくち
ちょーだ〜い
12:45

名人がそばの魅力を直伝!
ボクらも職人になれる!?
ほら、
上手でしょ?

午後からは、そば打ちに挑戦!!教えてくれたのは、「江丹別麺食クラブ」のみなさん。江丹別のそばが大好きで、そのおいしさを伝えようと、そば打ちを勉強して地元で教えているんだ。では、さっそく水回しから。これは、粉一つ一つに均一に水をいきわたらせる作業。うまくいかないと、ちゃんとまとまらないんだ。「指先で手早く混ぜるのがコツです」とクラブの鶴巻さん。あー、ダマができた!手にくっつくー!ピンチはありましたが、名人たちの助けでなんとかまとまりました。1時間立ちっぱなしで、最後までよくがんばったね。うどんみたいなのもできちゃったけど、みんないい顔!ステキな思い出も、名人たちからいただきました。

職人さん
みたいだね!
鶴巻さんからの
ワンポイントアドバイス

そばをおいしく食べるなら、
自分で打つのがいちばんです。
自分で
打ってみるね!

全国のいろんな地域のそばを食べてみましたが、私たちはやっぱり江丹別産のそばがいちばん好きです。甘みがあるんですよね。おいしい食べ方は、なんといっても、自分で打つこと。打って30分寝かせてからゆでると、ちょうど食べ頃。そば本来の味や香りを楽しめるんです。今回体験したそばの打ち方を覚えて、こらからも北海道のおいしいそばを味わってくださいね。

14:40

沖縄野菜ゴーヤが、
北海道でも収穫できる!?
すごく
大きいね〜!

次は、ゴーヤの収穫に旭川の隣まち鷹栖(たかす)へ。北国で南国野菜のゴーヤ?ちょっと意外だけど、おじゃました多田さんのビニールハウスには30pを超えるりっぱなゴーヤがゴロゴロ!「旭川周辺は、冬は寒くても、夏は結構暑いです。ビニールハウスの中は35℃。十分高い温度になるんです」と多田さん。そんな暑い中で、一つ一つ手で受粉したり、1本の木に3〜4個だけ実るように花を間引いたりと、手間ひまかけてつくられるゴーヤは、大きさがそろって、色も鮮やか。沖縄産に負けないおいしさと、市場でも高く評価されているんだって。遠い沖縄ではなく、旭川エリアで育ったゴーヤ。今回の体験で、南国野菜がぐんと身近になったね。

夏においしい野菜は、まだまだあるよ!
きたやさい きたやさい百科
多田さんからの
ワンポイントアドバイス

ビタミンCが豊富なゴーヤを
いろんな料理でたくさん食べてね。
自分で
打ってみるね!

ゴーヤは熱を加えてもビタミンCが壊れにくいすぐれもの。食欲を増進するといわれる成分も豊富なので、夏バテ予防にもおすすめです。中綿をとってスライスし、塩もみして水にさらすのが、苦みをやわらげる基本の下ごしらえ。さらに余分な水分を切って、冷凍しておくこともできます。チャンプルもいいですが、生のままシラスとあえてもおいしいですよ。

「くるるの杜」でも農業体験や調理加工体験が楽しめるよ!