ホクレン“農”感塾 なるほど農業体験レポート4


農業のチカラとボクらの挑戦が
好き嫌いを吹き飛ばす!?
ホクレンと農協観光では、みんなの食卓と深いつながりのある農業や酪農の現場を訪れて、
「農」と「食」を楽しく学ぶバスツアーを行っています。
今回は新冠で、収穫と料理に挑戦!

今回訪れた新冠は、日本有数の軽種馬産地として有名ですが、全道一の生産量を誇るピーマンをはじめ、アスパラガスなどの野菜、お米もつくられています。また、酪農や畜産なども営まれ、グルメ食材として評判の黒豚のほか、地元中心に親しまれている牛乳や黒毛和牛などが新冠の魅力にもなっています。

新冠はここだよ!
10:20

とれたて大集合!
ピーマン・ファクトリー!!
箱が次々と
やって来た!

8月最後の土曜日、向かったのは、全道一のピーマン生産地、新冠。まずは、出荷の準備をする選果場(せんかじょう)へ。ここには農家さんのピーマンが1日になんと1,500トンも集まるんだって!機械のスイッチが入ると、ゴロンゴロンとピーマンがやって来た!!「カメラがピーマンの形や大きさをはかって、機械に指令を出すんです」とJAにいかっぷの前田さん。ピーマンはS、M、Lと、それぞれのサイズのところへ自動的に送り込まれて、どんどん箱や袋に詰められていくんだ。とにかく、すごいスピード!ピーマンが止まらない!!働く人もチェックしたり、箱を運んだり、機械に負けないハイスピード!新鮮なままみんなの食卓に届くようにと、人も機械もいっしょに頑張っているんだ。

うわー!
ピーマンが
いっぱいだね!
前田さんからの
ワンポイントアドバイス

新冠産ピーマンは、秋まで出荷。
見かけたら、ぜひ食べてください。

新冠では、38戸の農家さんがいっしょうけんめいピーマンをつくっています。札幌、旭川などの北海道内のほか、大阪や名古屋などにも出荷しているんですよ。6月半ばごろから10月下旬まで、新冠産のピーマンが出回りますので、たくさん食べてくださいね。

11:00

おいしさの秘密は、
サラブレッドの○○!?
きれいな
緑色だね!

つぎはピーマンの収穫。小山田さんの農場へおじゃましました。太陽の光をたっぷり浴びたビニールハウスは約40℃。その中でピーマンは元気に育っていました。とれたてのピーマンを、みんなバリバリまるかじり!!ピーマンって苦いと思われがちだけど、食べてみると、みずみずしくて、ほのかに甘いんだよね。このおいしさの秘密ってなんだろう?「新冠ではたくさんの競走馬が育てられています。ふんだんにある馬のフンが、とてもいい肥料になるんです」と小山田さん。エッ!ちょっとびっくりしたけど、サラブレッドのふるさと新冠ならではの恵みを生かした、こだわりのピーマンなんだね。

お馬さん、
ありがとう!
小山田さんからの
ワンポイントアドバイス

新冠のピーマンを食べて、
好き嫌いをなくしてほしいな。

馬のフンを肥料にした栄養たっぷりの土と、昼夜の寒暖差のある気候で育つ新冠のピーマンは、みずみずしくて、やわらかいのが特徴です。ピーマンが苦手な子も、ぜひ食べてみてほしいですね。私は、生でも食べますよ。半分に切ってタネを取ったピーマンに、魚のすり身を詰めて焼いてもおいしいです。

11:55

農家さんとボクたちで完成!?
メイドイン新冠丼!!
ピーマンが
たっぷり!

お腹がすいたけど、もうひとふんばり!とれたての新冠産ピーマンを使って、チンジャオロウスー丼づくり! なんといっても、主役はピーマン。1グループに大きなピーマンが8個も!これをひたすら細切りだ。切っても、切っても、終わらない!疲れたら、交代しようね。材料を切ったら、あとは炒めて味付け。「ピーマンはサッと炒めるだけでいいですよ」と斉藤さん。シャキシャキとした歯ごたえもおいしさのポイントなんだね。ごはんを盛って、熱々のチンジャオロウスーをのせたら完成!!ピーマンだけじゃなく、牛肉もお米も地元産の、まさに新冠丼!ピーマンが嫌いな子が何人かいたけど、みんなモリモリ食べていたね。これってピーマンをおいしく育てた農家さんと、頑張って料理したボクらのチカラ!?

ちょーおいしい〜!
ピーマンレシピもいろいろ!
きたやさい きたやさい百科
斉藤さん・小山田さんからの
ワンポイントアドバイス

ピーマンをまるごと焼くと、
タネまで食べられますよ!

今回のチンジャオロウスーのように、たっぷりのピーマンを炒めるときは、二回に分けると、お子さんでもやりやすくなります。もっとカンタンな食べ方は、ピーマンのまる焼き。洗ったピーマンを炭火か魚焼きグリルでしんなりするまで焼くだけ!ピーマンの旨みがギュッと凝縮されるんです。タネごとガブリと食べられますよ。

14:00

いい肥料で育った草が好き!
牛さんも味にこだわる!?
牧草ラッピング
できあがり!

午後は石山さんの農場へ。大人の牛と子牛をあわせて約70頭の牛を飼育している石山さん。毎日、搾乳したり、エサをあげるのはもちろんだけど、牛が食べる牧草を育てるのも大切な仕事なのだとか。たくさんつくった牧草は、干してからロールにして保存。さらに大きなラップでぐるぐるくるむと、サイレージといって、お漬物のような発酵食品になるんだよ。ところで、牧草も野菜のように、肥料にこだわるのかな?「肥料のほとんどは牛のフンです」と石山さん。「牛のフンは土を豊かにしてくれるので、牧草がおいしく育ちます。牛たちの食べっぷりも違いますよ」。そんな石山農場の牛乳はやさしく、さわやかな味わい。暑い夏の午後に、最高の一杯だったね。

ぷは〜!
おいしいね!
牛乳をもっと楽しもう!
ミルクランド北海道 知るほどミルク。なるほどミルク。
石山さんからの
ワンポイントアドバイス

牛乳は一杯でも栄養がいっぱい。
飲まないとソンですよ!

なかには牛乳が嫌いな子もいるかもしれませんが、ぜひ勇気を出してチャレンジしてほしいですね。一口に牛乳といっても、その風味や濃さはそれぞれ違います。苦手な子は、飲みやすいものを探して、そこからスタートするのも、一つの方法だと思います。北海道には、おいしい牛乳がいっぱい。飲めないままだと、人生ソンですよ。

「くるるの杜」でも農業体験や調理加工体験が楽しめるよ!